神理教メルマガ 「稲荷宮教会講習会と98号の感想 第99号」
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 <平成14年9月18日(水)>
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 もうすぐ百号になります。
 とても有難い投稿を3本頂いたので、ご紹介します。
 
<稲荷宮教会出張講習会1 福島分教会 甲木由美子教師より>
 9/16(月・祝)、大分県の稲荷宮教会(高昌伸教会長)において出張講習会がありました。
 今回の参加者は連休ということもあってか、いつもより少なく12名(熊本からの参加の方も
ありました)でした。
 
 一番の講義は、朝10:00より高教会長の「祭祀(祭り)」から始まりました。
 「祭り」の字源や、樹木伐採祭における式次第・樹木伐採の祝詞などでした。
 樹木伐採などは普段あまり聞きなれていなかったので、また新たな分野での
勉強をさせて頂くことができました。
 
 次に神州太鼓教会の村上教師による「神饌物」でした。
 こちらは皆さんからの日ごろの疑問等の質問が多く、全員で意見交換等が出来、大変具体的
かつ実践的なものだったと思います。
 
 午前は以上の内容で終わり、お昼を頂きました。
 食前の言葉と食後の言葉は稲荷宮教会の武石教師でした。
 毎回いつも郷土のものを使った手料理を準備して下さるので、大変有り難く皆おかわりをしました。
 高先生のお母様を始め信徒の皆様「ごちそう様でした。美味しかったです。」
 
 その後13:00より神州太鼓教会の小路教会長による「くにのはじまり」の紙芝居でした。
 こちらの紙芝居は全て小路教会長と村上教師の手作りで、今までは
気付かなかったのですが、着物の部分に和紙で貼り絵をされてました。
 物語りも大変分かりやすく、古事記の大切さ等を、また改めて感じる事ができました。
 小路先生もおしゃってありましたが、現在の初等教育の中から日本神話や古事記等の
項目が外されており、益々国のおこりの認知不足や宗教離れをするなかでこの古事記を
いかに私たちがキチンとしたもので残していくかを考えていかなければならないと思いました。
 
 次に私甲木による「御教祖一代記」の紙芝居をさせて頂きました。
 こちらの内容については、自分自身ではただ一生懸命に分かりやすくお話させて頂く事だけを
考えてましたので、どなたか別の方に伺いたいです。
 
 そして少しの休憩をはさみ、瀬戸局長の講義でした。
 内容は「お諭し120ヶ条」より抜粋されたプリント
をもとに「霊魂安定詞」・「霊祀霊前告詞」・「教祖神拝詞」などの祝詞のくだりの説明がありました。
 その他御教祖のお言葉なども教えて頂きました。
中でも私自身が印象にあるお言葉は、
「親を忘れれば衰え  神を忘れれば亡ぶ 神・先祖の御陰」というものでした。
 ちょうど9月は祖霊祭の時期とお話され、
【ご先祖(親)に対していかにお返し(お礼)をするか=お墓参り】だと教えて頂きました。
 
 私たち神理教で学ばせて頂いている人たちには、この大事さがお分かりだと
思いますが、世間一般・また私の同世代(20代)ではこの事の大事さが
到底分からないといった人たちばかりです。
何か問題が起こってからご先祖にお願いするのではなく、問題が起こっても
手も合わせない場合もあるようです。
 起こる前に日ごろの御陰に対してお礼を言う。
 その為にお墓参りを行うのは必然になってくると思います。
 この事をいかにして回りの方々に伝えていかなければならないのかを、もっと真剣に
考えなくてはいけないのだと思いました。
 今日の講習会に参加させて頂き、他の教師の先生方の熱心さを肌で感じ、大変刺激を
受けると同時に、また新たな気持ち(色んな意味で)で勉強させて頂こうと思いました。
 今日はこの講習会に参加させて頂く機会をくださいまして有難うございました。
今後ともよろしくお願い致します。
 
<稲荷宮出張講習会2 神州太鼓教会 小路美保教師より>
 まず午前中は、高教会長により「祭祀」の講義があり、特に樹木伐採祭についての
学びを頂きました。資料も頂き、大変詳しくご説明下さいました。
 その次に、村上教師による「神撰」の講義がありました。
 参加者から様々な質問があり、村上教師は大変そうでしたが、皆で答えを考えたりして、大変
有意義な質疑応答となりました。
 そしてお昼は、とても真心のこもった稲荷宮教会手づくりのごはんを頂きながら、皆で会話が弾みました。
 午後からは、神洲太鼓教会の小路による「国生み・神生みの物語」と「清祓い」についての
講義、さらには、甲木教師により「教祖様一代記」の紙芝居をご披露頂きました。
 そして最後は、瀬戸局長により「お悟し120箇条」をはじめ、たくさんの
御歌を、その解釈とともにご説明頂きました。
 この日は、一日を通して、実に多くの学びを頂き、とても充実した、すがすがしい
気持ちで帰ることができました。
 本当に参加できて良かったです。ありがとうございました。
 
<98号への感想 諸岡さん>
 わざわざ、訂正して頂き有難うございました。
 
 今回は、幾つか感動しました、「”生きよう”とする意欲が・・・・・」と、「神道、とくに神理教では
あまり修行の云々を・・・・・」です。
「アメリカも日本と同じようにそれが薄れているなどの・・・・・」ですが、アメリカでの
神道の現状を 今回ほんの少し触っただけで私も感じました。
*編集より
 訂正は、ベジタリアンの件です。
 諸岡さんはアメリカ在住の方です。
 メルマガも国際的になり、楽しく思います。
  
<鈴と小鳥のフォーラム 再2>
 日 時:9月25日(水)19:00〜21:00
 場 所:しんり幼稚園(モノレール徳力嵐山口すぐ前)
 テーマ:障害受容について
      ソーシャルワーカーのお話
 
<金子みすず後援会 吉田さんより 再3>
 講演会「金子みすずの詩の世界」 みんなちがってみんないい
 日 時:10月19日13時30分〜15時30分
 会 場:小倉南区徳力5丁目 神理会館
 講 師:禿河 浩肇
 会 費:500円 資料代込み(小学生以下無料)
 ※ 前売りチケットあります。450円
 問合せ:人とき倶楽部 рX63‐1651
*編集より
 同じNPO法人主催の”楽しみん祭”も無事に終わったとのことでした。
神州太鼓教会の小路教会長による
「くにのはじまり」の紙芝居
など
甲木による「御教祖一代記」の紙芝居