===============================================================
<神理教メルマガ>  枝光教会大祭と母娘の世界と後継者
  《第73号 平成14年5月1日(水)
===============================================================
 
  今日は午前6時より、本院の月並み祭でした。
 祭主は管長様で、昭和23年5月の襲職以前から54年以上(現在を昭和になおすと77年)に
渡っています。
 少なくとも650回以上の勤続という気の遠くなる回数をこなされてきましたが、まだ声も朗々たるも
のがあります。
 枝光教会は、今から出発ですから報告を後にし、先に微笑ましい母と小さな
娘さんの話(幼稚園でしたものですが)を、こちらにも転載します。
 
<送り迎えの楽しみ方>
 新学期で送り迎えの話題が多いのですが、ネイチャーゲームの本に次のような母娘のシーンが
紹介されていました。
シーン1.
 ある水曜日の朝、良く知っているお母さん(キャロル)が娘(ジュリア)と歩くときに、とても急いで
いるようでした。
 娘は面白いものを道ばたで見つけてはもっと見たそうにしていましたが、母親は先を歩きながら
しょっちゅう後ろを振り返ってせかしていました。
シーン2.
 同じ週の土曜の朝に母娘を見かけたとき、今度は娘が先を歩き母は後ろに続きます。
 娘が木の葉や小石を拾い上げると、母親も止まって一緒に鑑賞する姿は、まるで世界中の
時間が彼女たちの手の中にあるといった感じでした。
シーン3.
 自然に対する子どもの素直な憧憬を大人が慈しみ励ますことを素晴らしいと思った筆者は、母親に
感動したことを伝えました。
 母が言うのに、水曜日は”散歩競争”というゲームをして保育園に遅れないようにしたのだそうです。
 子どもは、大人のように時間を理解していないから、ゲーム以外に急ぐ理由がないから、と言う
ことだそうです。
 でも、娘が大きくなる課程でリラックスする能力とか、自然の色んなものを楽しむ能力をなくして
もらいたくないから、土曜日の朝は”どこでも散歩”という散歩をしていたのだそうです。
*編集より
 ネイチャーゲーム3より、抜粋編集しました。
 子どもと散歩に行くことの楽しさ素晴らしさを紹介する文でした。 
 何となく忙しさにまみれた自分に反省させられますね。
 送り迎えに何か工夫をすると、何気ない1日のようでも思いでづくりが出来ることでしょうね。
 お孫さんとの散歩にも使えそうですね。
 
<枝光教会春季大祭>
 う〜ん、残念。
 行く寸前まで用意していたデジカメを忘れてしまいました。
 11時10分に開扉、20分より祭典、典礼は波多野講義。
 祓詞奏上(河内講義)、大祓詞奏上(福馬教会長)、祓行事(井上講義)、教祖神拝詞(福馬教会長)、
大祭祝詞・祈念詞(巫部新大教主)、祭主・参拝者玉串拝礼(後取・井上講義)、
両断再拝、祭主教話、教会長挨拶、直会、と続きました。
 直会は食前の言葉が全員で斉唱された後、手作りのお吸い物や名物の卵酒が出され、
一段落したところで、神理教の歌を皆で歌いました。
 神理教の歌は、福馬教会長お得意のハモニカの伴奏で行われました。
 直会の出し物は、井上講義のばち踊りや平成音頭、波多野講義の今様など、皆で手拍子をして楽しみました。
 
<後継者>
 宗教一般また色んな仕事で、後継者の話が良く出ます。
 後継者の質という以前に、その不在を嘆く話です。
 就職難なのに後継者難とはこれいかに?
 
 先祖の祀りと子孫の必要性を認識しない風潮が、晩婚とか結婚の否定とか結婚しても
子どもが要らない、ということにつながって社会全体の意識が変わってきたのかも知れません。
 筆者もそんなことを漠然と考えていた時代があったような覚えがあります。
 しかし、そうした風潮に流されながらも、嫁ぎの業の大切さに気づいたときには、少し慌てること
になり、慌てると益々遠ざかることになります。
 
 皆様!、統一教会などと一緒にされては困りますが、なにか良い方法はないでしょうか。
 例えば本教を理解できる人であれば、という条件でこのメルマガを使って登録制などというのは、
管理する筆者が大変かな。
 
<癒しの音楽> 
 写真がないのでまた一つ添付します。