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<神理教メルマガ>  幸彦社の案内と、この花の名前は?の答え

  第59号 平成14年4月3日(水)
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 本院は、今朝はすごい雨が降ったそうです。
 私は熟睡で覚えませんでしたが、花落としの雨とでも言うのでしょうか。
 どこの公園も花の絨毯が出来ていることでしょう。
 大祭に間に合えばと慌てて植えたチューリップも、心配を通り越してもう咲いてしました。
 いつも大祭が終わって咲く、八重桜も開花を始めましたので、お帰りの皆様をお迎えする花が
何になるか全く予想できません。
 
<幸彦社(さちひこしゃ)の案内>
 神理教の、知る人ぞ知るというお祭りです。
 皆さん!、向学精神は今もお持ちですか。
 幸彦社は、御教祖が国学の師である西田直養(にしだなおかい)翁と万葉の詩人である
柿本人麻呂を祀(まつ)った神社で、近くの蒲生神社の境内にあります。
 ここに、短歌を捧げると頭が良くなるのです。
 皆さん、または皆さんのご家族の方(来年受験の学生さん)は、是非献歌をされてみて下さい。
 
 歌は下手でも結構、というか献歌をされる皆さんはほとんどが素人です。
 管長様が添削して下さる時もあり、その作品は神理雑誌に掲載されます。
 毎年、皇室の歌会に合わせて題が変わりますが、今年は、
『春』で5ー7−5−7−7をお楽しみ下さい。例えば、
”春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すちょう 天の香具山”などいかがでしょうか。
 あ、これは盗作でした。
 とにかく春がつけば良いのです。
 このメールにでも、またFAXででも、是非お寄せ下さい。
 締め切りは、出来れば大祭までに御願いします。
 
<花の答え> 
 御返事は3件だけですが、全員正解でした。
 全然トボけた間違いなどがあれば楽しいのに、残念でした。
 これから花が沢山咲きますが、次からはもっと手軽に答えられるように、3者択一式
などにしましょうね。
 答えはシャガ(射干)で、中国から伝わってきたものですが、3倍体なので果実が出来ず、地下茎
でたくましく増えるとあります。
 今が一番の盛りで、それを紹介しようと写真に撮ったのですが、カメラを広島に忘れてしまい来週
まで届きません。
 例によって、御返事に伴うつぶやきをご紹介します。
 
(あやさんより)
 子どもの頃の近所の塀のところに咲いていました。
 舗装していない地道でした。
 そんなことまで思い出しました。
*編集より
 花と幼少の思いで…、懐かしさに鼻がつんとなり、胸が熱くなることがありますね。
 
(メロンさんより) 
 ヒントでちょっとあれっと思ってしまいました。
 自然の中にはあまりないとのことですが、家の庭にもあるので・・・
*編集より
 外来種といっても、身近なものが多いですね。
 
(ゆみこさんより)
 きのう,上野の【虎尾桜】に会いに行きました。
 みちみち、シャガの花がきれいでした。
 以前、我家の小さな庭にも植えましたが、いつの間にか、なくなってしまいました。
 春はどこの家の庭も様々な花々でいっぱいですね。
 でもやはり、自然に咲いている野の花がわたしは好きです。
*編集より
 東京に行かれたのですね。
 自然の花…、そうですね。
 私の80になる叔母が女学生の頃、担任の先生がはにかみながら、
「名もない花というのは、ないのですよ」と言われていたのを今でも思い出すそうです。
 見過ごされそうな花を愛でる気持ちが、人の命や暖かさへの感性を形成してゆくのでしょうね。
 
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