神理教メルマガ 「福山教会年越祭 第40号」 平成14年2月8日(金)

  
 今朝の本院は、朝の御神拝が終わり、東の廊下で遙拝式(皆様のご健康もお祈りしています)の時、何か
いい匂いがしていました。
 梅かなそれとも別の花かな、とても甘いほのかな香りでした。
 福山教会からの報告が入りましたので、以下にお送りします。
 
 遅くなりましたが、年越祭についてリポートします。
 2月3日の午後1時半から、年越祭が厳修されました。
 2月の第1日曜に行うので、節分祭ではなく年越祭といわれています。
 当日は厄年祓いの為、白衣姿や御身衣姿の善男善女をはじめ法被姿の参拝者で埋め尽くされた中、2階の
式殿と3階ホールでの同時進行で祭典がスタートしました。
 祭典では通常の月例祭とちがい「年越祭祝詞」につづき「厄年祓い祝詞」が奏上され、その中で読み上げ
補佐官4名の応援で500名弱の厄年祓い祈願者の住所・氏名・年齢が読み上げられ祈願されました。
 祈念詞に続いて、善男善女が斎主の金幣による祓いを受けて式殿での玉串拝礼が行われました。
 それに続いて、法被姿の厄年の方による拝殿での玉串拝礼が行われました。
 祭典が終了すると皆さんお待ちかねの豆まきです。
 北・南・東・西・中央と祭官による豆まきが終了すると、典礼のかけ声を合図に会場内に散らばった祭官と
善男善女より一斉に福餅と豆がまかれました。
 豆まきが終わると、福餅の裏に書かれた当たりくじのチェックとなります。
 当たりくじの引換所前は、当たりくじを御神酒・鯛・重ね餅等の交換を待つ人で大にぎわいです。
 当たりくじの引き換えが終わる頃には3階のホールで婦人部による「ぜんざい」が振る舞われ、参拝者の
笑顔が会場いっぱいに広がります。
 おなかの中にはぜんざいが、手提げ袋には福餅や福豆が、心の中はすがすがしさが一杯となり、笑顔で
家路につかれる参拝者を見送りつつ充実した1日だったと振り返る筆者でした。
                 福山教会の檀上でした。
*編集より
 福山教会の節分祭は、祈願者にも参拝者にも気をつかわれ、御神徳が行き渡るように、皆が楽しめるようにと
工夫しているようですね。
 文章や写真から、賑わう声が伝わってくるようです。