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神理教メルマガ「教派連会議と大元稲荷夏越祭りなど 第158号」平成15年7月13日(日)

 皆様、まずお詫びを申し上げます。
 昨日土曜は13:00よりチャットを楽しみましょう、とご案内しておきながら私が参加出来ず申し訳ございませんでした。
 言い訳はしませんが、パソコンは持って帰ったのですが、そこまでが注意力の限界か気が付けば13:00を遙かに越えていました(コレやはり言い訳かな)。
 大変ご迷惑をお掛けしました。
 話の内容は後で教えて頂きます、どこか見るところがあったのですね、幸二さん。
 
 7月10日(木)に宮城県の仙台市で幼稚園の関係で会議があり、基調講演で文部科学省文化庁文化部長の寺脇研氏の話を聞きました。
 学校教育の話でしたが、上級学校に行くための教育がダメなのは、今の世の中を見ればわかる。
 そこで、どういう教育をすればよいかであるが、それは私たちがどういう社会を望んでいるかをまず考えるべきである。という話でした。
 どういう社会を作るべきか、それはまさに私たちの宗教の役割である、と思いましたが、皆様におかれてはいかがでしょうか。
 
 経済力という損得勘定から、文化力という損しても気持ちが良いか(例えばボランティア)悪いかを育てる活動をおこす、という話に感銘を受けました。
 この度の長崎や池田小学校や神戸の事件が、すぐに鍵や警備などの手段の問題になりがちですが、その前に”この社会は子どもを守ろうとするべきか→それだけの覚悟を大人が持っているか”である、との話に共感を覚えました。
 
<このメルマガでの写真の説明>
1.大教殿東の霊殿にあげられた、昨年穂見祭以降帰幽された方の一覧。
  地方教会の皆様が中心です。
2.大教殿西の霊殿にあげられた、上に同じ。
  本院直属の教徒の皆様が中心です。
3.大元稲荷夏越の祭、茅の輪(ちのわ)です。
  祓い串を振るのと同じように、まず向かって左にくぐり、次に右、次にまた左にくぐれば、神に近づくことになります。
  来られない方は写真でどうぞ。
4.もの凄い雨を尻目に、時間つぶしの歓談をする管長様と総代さん。
 
<教派神道連合会 理事会>
 7月11日(金)、前日の仙台からの流れで巫部が出向しました。
 正確にはその頭に『平成15年度 第3回』というのがつきますが、今までは50年もの間東京出張所の佐々木宏教正と所属教師の皆様が、文字通りご奉仕を頂いていたものです。
 佐々木先生には本当にお疲れ様でした。
 
 教派連(略称)の説明を簡単にしますと、
 明治以降政府の政策で、伊勢神宮を中心とする神社神道とは別に神道系の教派が13派、そして仏教系の宗派約27派が今の包括宗教法人のようなものとして認められたようです。
 その神道13派が、原題に続いてお互いの親睦・連絡会議を持って今に至っているのです。
 この団体はそうした歴史上信頼もあるので、例えば文部科学省が主催する宗教法人審議会には、現在1000以上もある宗教団体の中で常に一教団が参加し、その情報がこの会を通じてもたらされる、という利点もあります。
 
 佐々木教正のお話では、以前は教派間の問題や教義の違いから、侃々諤々(かんかんがくがく)の論議が交わされたこともあったそうです。
 今もその影響で1教派は、所属はするものの30年以上欠席ということです。
 
 神道大教・神習教・神道修正派の3教団に於いては管長あるいは教主、また他の各教団も本教で言えば総監・局長クラスが参加するというものでした。
 日本宗教連盟や文化庁、また宗教法人審議会の報告などがありました。
 佐々木師と共に出席した筆者を交代理事として紹介して頂き、その後教派連の青年会議の研修報告などもありました。
 
<大元稲荷 夏越祭り>
 今日は珍しく雨のため、大教殿よりの遙拝となりました。
 岡山や香川や大分など、遠くから雨の中をたくさんお参り頂きました。
 福岡市からは山下美代子さんという96才になる方が、今年も山に登るのだと張り切ってこられていました。
 ホッとするやら残念やら、だったでしょうね。
 大分県の稲荷宮教会と福岡県の目尾(しゃかのお)教会でも、それぞれ瀬戸・徳永教正が出向して行われました。
 お祭りと神理会館での直会が終わった後、凄い雨が降りました。 
 
 
大教殿東の霊殿にあげられた、昨年穂見祭以降
帰幽された方の一覧
大教殿西の霊殿にあげられた、上に同じ
大元稲荷夏越の祭、茅の輪(ちのわ)です。
  祓い串を振るのと同じように、まず向かって
左にくぐり、次に右、次にまた左にくぐれば、神に
近づくことになります。
  来られない方は写真でどうぞ
もの凄い雨を尻目に、時間つぶしの歓談をする
管長様と総代さん