神理教メルマガ 「稲荷宮教会出張講習会への投稿と神理FCの活躍など第149号 」
平成15年5月14日(水)
 境内の池では、アイガモ(鴨とアヒルの中間種)が可愛いひよこを一羽かえしました。
 けれども、翌朝カラスに襲われたようで自然の摂理というか、可哀想ですが1日の命だったようです。
 そう言えば、最近池には白鷺やゴイサギがよく来て、この間は大きな鯉が背中に穴をあけられて
死んでいました。
 結果的なものかもしれませんが食べないのに殺す、という動物もいるのですね。
 世間ではアザラシのタマちゃんが騒がれていますが、身近な自然にもこうした厳しい
現実もあるのですね。
 
 5月17日(土)は、第3回北九州教師会です。
 5月18日(日)は、熊本北のブロック研修会です。
 5月25日(日)は、長崎のブロック研修です。
 6月7・8日(土・日)は、名古屋の中部ブロック研修です。
 6月14・15日(土・日)は、神理未来委員会です。
 
<このメルマガでの写真の説明>
1.これは大教庁前の池端のカエデの種です。
  私たちはトンボと呼んでいた記憶がありますが、似ていますか?
  この実が熟すと、風に吹かれてクルクルと回りながら散って行きます。
  この時、どんな風に散るか知っていますか。
  中心に2つに分かれて豆のような種が入っているのですが、別々に飛んで行くのだそうです。
  ちぎって飛ばすと、なるほど二つ一緒では回らず、片一方だけにするとよく回ります。
2.宗旨が神理教の教徒の家の神殿です。
  2社造りは珍しいので紹介します。
  向かって右に神理教の上位式の御神璽(ごしんじ)、左にご先祖の
霊璽(れいじ=仏教でいうところの位牌)をお鎮めしています。
  2社の間は、神霊と祖霊を区別するため壁があります。
3.その日はそちらのご先祖の15年祭でした。
  お花も綺麗にお供えしています。
4.少し前の写真ですが、参道の桜に実がなりました。
  少し苦みがあります。
 
<稲荷宮教会 出張講習会>
 今日は、大分県の稲荷宮教会で一日勉強会がありましたので報告を致します。
 まず、10時から参加者全員で今日訓と18柱のご神名を唱和し、その後高教会長による
神々の歴史についての講義を頂きました。
 今回は特に、日常生活の中にいる神様ということで、屋船神・竈神・荒神・井戸神・水神・
便所神・竜神などについて、資料をもとに古事記の内容も取り入れられて、詳しく丁寧にご
説明を頂きました。
 自分の周りにはこんなにたくさんの守り神がいたのか、と驚くと同時に、もっとあらゆる
ところ・ものに対して感謝の気持ちをもつべきだな、と思いました。
 そして、昼食では、皆で食前の言葉を唱和し、稲荷宮教会の皆さんの手作りの、季節感
あふれる品々を、和気あいあいとした中で楽しくおいしく頂きました。
 
 さらに午後からは、まずみんなで今様を歌い、その後は瀬戸局長の神理図の解説を中心
とした講義を頂きました。
 この中で、特に私が印象に残ったのは、陰徳を積みましょう!ということと、信仰の
3原則(感謝・反省・奉仕)でした。
 また、瀬戸先生が
「世の中に役割のない人は一人もおらず、皆がそれぞれに身近に出来ることから
実践していきましょう。
 そのときご先祖様をいかに喜ばせるかを考えると良いですね。」とお話くださったとき、私は
心があらわれる思いでした。
 
 今回、午前中も午後も共通している点があることに気がつきました。
 それは”日常の中で、神様を身近に感じながら、ご先祖様を敬う気持ちを大切に、今生
かされている私たちが徳積みをしていけば、道は開かれる”というものでした。
 まさに、神様が、今回の勉強会に参加した私に、今一番足りない部分をお悟し下さって
いるようにも思えました。
 このような勉強会には積極的に参加するべきとも思いました。
 今回、参加することをお声かけ下さった、高教会長に心より感謝申し上げております。
                   北九州市 神洲太鼓教会 小路美保
*編集より
 参加報告有り難うございました。
 ほんの少し気持ちを出して、少し大変と思っても講習会に出てみると得るところがあるものですね。
 世の中は段々と物質面で楽になってくるところもありますが、それに慣れるとそれを失
うことを恐れ、不足不満で自分を汚してしまうことになります。
 その観点から、楽をしようとする自分の気持ちを恐れ押さえることが出来ると、素晴らしい
ものが目の前に開けてくる、ということのようです。 
 
<神理FCの活躍>
 神理幼稚園の卒園生を中心に活躍している神理フットボールクラブが、5月11日に全国大会に
つながる県大会の出場を6年ぶりに決めました。
 神理FCは数が少ないので、6年生だけでなく5年生や4年生もまざっていて、6年生も他の
チームに比べみな小柄です。
 決勝トーナメントで1勝するか、負けても1回勝てば出場というところで、去年は涙をのみました。
 2回ともPK戦で負けたのでした。
 
 今年も2次予選までをトップで通過したのですが、1回戦はPK戦で小倉南FC
に負け、皆泣いたそうです。
 2試合目は、一時4−0で負けていたのが後半で4−3になりました。
 その後5−3にされ応援団にあきらめの気持ちが広がりつつあった時に、終了間際相手の
反則(レッドカード)PKで5−4、そしてロスタイムで5−5に追いつき、さらに延長10分で3点を
取り、県大会に進出することが出来ました。
 本人達は、「試合中何度もあきらめた」などと言っていましたが、しっかり点を取っているの
ですからしぶといですね。
 
 6月7日が、県大会での1次予選リーグ(6年前はここで敗退)だそうです。
 終わった後、松下監督夫妻と子ども達、そしてお父さんお母さんで初めての祝勝会というのをしました。
 6年生のキャプテンが、「県大会で優勝して、全国大会に進出出来るように頑張ります」と
挨拶していました。
 夢のような話ですが、実現すれば良いですね。
*編集より
 我が子(次男)が出ているので、親ばかで大分長くなりました。
 
これは大教庁前の池端のカエデの種です。
 私たちはトンボと呼んでいた記憶がありますが、
似ていますか?
 この実が熟すと、風に吹かれてクルクルと回り
ながら散って行きます。
 この時、どんな風に散るか知っていますか。
 中心に2つに分かれて豆のような種が入って
いるのですが、別々に飛んで行くのだそうです。
 ちぎって飛ばすと、なるほど二つ一緒では回ら
ず、片一方だけにするとよく回ります。
宗旨が神理教の教徒の家の神殿です。
 2社造りは珍しいので紹介します。
 向かって右に神理教の上位式の御神璽
(ごしんじ)、左にご先祖の霊璽(れいじ=仏教で
いうところの位牌)をお鎮めしています。
 2社の間は、神霊と祖霊を区別するため壁が
あります。
その日はそちらのご先祖の15年祭でした。
お花も綺麗にお供えしています。
少し前の写真ですが、参道の桜に実がなりました
少し苦みがあります。