運勢(2009~) (御教誡は、一連の題が終了後再開)
(古神道・神理教を“本教”と記します)
今年は、昭和で数えると百年となります。
令和7年のお正月を、共に迎えることが出来ました。新年、お目出度うございます。
今年の干・支は、それぞれ乙・巳です。
乙(木弟)は活杙神、巳(火兄)は大戸之遅神ですから、昨年の相克(=凶)の反対の、火が木を燃やすような、相生(=吉)となります。
運勢(=気象)の流れ
近年を振り返ると、令和4年は、前年に続き吉ですが、新型コロナが爆発的に流行し、露国による宇国侵略が始まりました。
令和5年も、吉とされますが、トルコ・シリアの大地震があり、ハマスとイスラエルの戦争が始まりました。
昨令和6年は凶で、1月の能登半島大地震や、10月に限定的とは言え、イスラエルとレバノンのヒズボラとの戦争も始まります。
反対に、ヒズボラとの戦争は停戦に近づき、スポーツでは、日本の活躍が目立ちました。
・先ず国内に目を向けます。
1月1日16時10分、石川県能登半島で震度7という最大級の地震が発生し、227人の直接死となりました。平成28(2016)年4月14・16日の熊本地震は50人でした。
その後の関連死は、熊本は220人・能登半島は11月22日で235人となり、直接死を越えたことに、様々な問題点が指摘されています。
2日夕刻17時47分頃、羽田で日航機と海上保安庁機の衝突も衝撃的でした。
海保機の乗員5人は死亡しましたが、全焼の旅客機の乗客・乗員379人が無事に待避出来たと聞いたときは、ほっとしたものでした。
20日0時、宇宙航空研究開発機構ジャクサ(JAXA)の探査機スリム(SLIM)が、高い地点精度での月面着陸に成功しました。
天地逆になった姿がユーモラスでした。
2月17日9時22分頃、JAXAの大型ロケットH3の2号機が種子島宇宙センターからの打ち上げが、難航の末に成功しました。
宇宙開発競争に本格参戦へ期待される、とのことです。
3月19日、日銀(植田総裁)は、金融政策決定会合で平成28(2016)年以来のマイナス金利政策を解除し、0~0.1%としました。
アメリカは9月に、政策金利を日本と逆に0.5%下げ、4.75~5.00%としました。
22日、小林製薬は、紅麹の成分を配合したサプリメントを摂取した人が腎臓の病気になったとして、製品の自主回収を発表しました。
4月4日、昨年11月新聞赤旗の報道から始まった、所謂裏金問題で、自民党は39人の処分を決定しました。
20日、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が、訓練中に空中で衝突し墜落、搭乗していた8人全員が亡くなりました。
29日の外国為替市場で、約34年振りに一時1ドル160円台に下落しました。
5月17日、離婚後も父母双方が子どもの親
権を持つ「共同親権」の導入を柱とする改正民法などが成立しました。
離婚後は父母どちらか一方の「単独親権」に限る現行制度が、約77年ぶりに見直されたのです。
6月3日、国土交通省は、トヨタ自動車等5社で、量産に必要な「型式指定」の不正申請が確認されたと発表しました。
同省は4日、トヨタ自動車本社に立入り検査を実施し、7月には是正命令を出しました。
信頼していた国内の会社に、裏切られたような気持ちになり、とても違和感を覚えます。
7月3日、日本銀行は20年ぶりとなる新紙幣の発行を始めました。
9月8日、囲碁の一力遼棋聖が国際棋戦では初めての「呉清源杯世界女子囲碁選手権」で優勝を飾りました。
女子でも12月1日、上野愛咲美五段が国際棋戦では19年振りに「応氏杯世界選手権」で初優勝を飾りました。
21日から北陸を中心に記録的大雨で、河川の氾濫や土砂崩れなどが発生しました。
死者も15人となり、地震からの復興を目指す被災地の方達の心痛が思いやられます。
10月11日、ノルウェーのノーベル賞委員会は平和賞を「日本原水爆被害者団体協議会(被団協)」に授与すると発表しました。
ロシアの核爆弾使用の威嚇にも、抑止の意図があったのかも知れません。
被団協は広島、長崎の被爆者を中心に結成され、実体験をもとに核兵器の恐ろしさと根絶を訴え続けてきました。
27日、第50回衆院選が投開票され、自民党
と公明党を合わせた獲得議席は計215議席で、総定数465の過半数に届きませんでした。
その反対に、野党の立憲民主党や国民民主党は議席を大きく伸ばしました。
11月17日、内部告発問題で不信任可決により、9月30日に兵庫県知事を失職した斎藤元彦氏が出直し選で再選を果たしました。
7月7日に投開票された都知事選に続き、新旧のメディアの比較や、斎藤知事のメディアの使い方が合法かの議論も続いています。
パリオリンピックでの日本選手の活躍や、54本のホームランと59盗塁を決めた大谷翔平の明るい話題もありました。
・次に外国の様子と対外関係を振り返ります。
1月13日、台湾総統に北京政府から独立志向を疑われる、民進党の頼清徳氏が選ばれましたが、第1党は国民党に取られました。
15日、北朝鮮の金正恩総書記は、韓国との平和統一の放棄を宣言しました。
2月16日、ロシア北極圏の刑務所は、2021年に拘束された反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の死亡を発表しました。
26日、唯一未承認だったハンガリーの批准手続きが完了し、スウェーデンの北大西洋条
約機構(NATO)加盟が決まりました。
3月17日、ロシア大統領選(任期6年)で、現職のウラジーミル・プーチン大統領が通算5選を決めました。
19日、香港の立法会(議会)は、国家安全条例案を全会一致で可決しました。
反体制活動を取り締まる国家安全維持法(国安法)を補完する内容で、外国勢力の干渉やスパイ活動の禁止が盛り込まれました。
20日、米大リーグ・ドジャースは、大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏を解雇したと明らかにしました。
違法なスポーツ賭博で作った借金を返済するため大谷選手の預金口座から1600万ドル以上を盗んだ銀行詐欺を行ったのでした。
大谷選手の精神的な疵が心配されましたが、
結果的に大活躍出来て安心でした。
4月14日、シリアのイラン大使館ビル空爆等の報復として、イランは、イスラエルをドローンとミサイルで攻撃しました。
30日、北朝鮮に対する制裁決議の履行状況を監視する国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会・専門家パネルが活動を停止しました。
3月の安保理会合で、パネルの任期を延長する決議案が、ロシアの拒否権行使で否決されたからです。
9月18日、広東省深圳市で、日本人学校の男子児童が通学途中に男に刃物で刺され、死亡しました。
日本や日本人は悪者という教育が浸透し、中華国には、そんな悪者家族がいるのがおかしい、という感覚もあるようです。
10月1日、イスラエルは、レバノン国境付近のイスラム教シーア派ヒズボラ排除の為、
限定的な地上侵攻の開始を発表しました。
7日、ガザ戦闘から1年が経過し、死者は4万1千人を超えました。
パレスチナの死者の内訳は、4割が子ども、3割が女性とのことで、悲惨さは異常です。
11月5日、米大統領選は、共和党のドナルド・トランプ前大統領が当選しました。
連邦議会の上下両院選も行われ、共和党は両院で過半数の議席を確保しました。
12日、米国務省は、露西部クルスク州で、北朝鮮軍部隊が露軍と共同で戦闘作戦を始めたと明らかにしました。
既に北朝鮮兵士の戦死も出たとも聞きます。
昨年は、中華・露、又、露・北朝鮮等の連携と共に、露・宇、中東と戦火が広がりつつある、きな臭さが増しているようで不気味です。
広い国土と多くの人口と豊かな天然資源を
元に成長が見込まれるブリックスは、欧米に
反発し、中華・露との協調の道も探っています。
12月3日、韓国の伊錫悦大統領が非常戒厳を宣布しました。戒厳令は約7時間で解除されましたが、大混乱を招きました。
8日、シリアでは、反政府勢力が首都ダマスカスに進攻し、アサド大統領はロシアに亡命し、政権は崩壊しました。
この後すぐにイスラエルは、武器拡散を防ぐ等として、シリアに侵攻を始めました。
世界は今、戦火が広がりと共に、その他の迫害や言論抑制もあわせて、分断が益々進んでいるように思えます。
新型コロナはポリオ(小児麻痺)と共に終息に向っていたものの、パレスチナでは再び
ポリオが子ども達を蝕み始めています。
ロシアの侵略戦争では、推計ながらロシアの死者が12万人、ウクライナの死者は7万人で、併せて約20万人と言われています。
今年の吉凶と心得
60年前の乙巳昭和40(1965)年は、2月7日にアメリカ軍による北ベトナム爆撃(北爆)が開始されました。
3月28日、チリで大地震が発生しました。
6月1日、福岡県現在の嘉麻市の山野炭鉱でガス爆発237人が死亡、279人が重軽傷を負いました。
22日、通称・日韓基本条約が締結され、財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する協定が成立しました。
8月3日、長野県松代町で地震、約5年間続く松代群発地震が始まりました。
有感地震だけでも6万2千826回、震度5・9回、震度4・48回等、住民を不安にしました。
10月2日、朝永振一郎のノーベル物理学賞受賞が決定しました。
5日、台風29号によるマリアナ海域漁船集団遭難事件で、カツオ漁船7隻が遭難し死者・行方不明209人がでました。
11月10日、中華国で文化大革命が始まり、
毛沢東の復権を目的に、姚文元等の四人組と林彪により反革命勢力批判が行われました。
資本主義・市場経済を取り入る、劉少奇や鄧小平を走資派として失脚させました。
毛沢東と対立した林彪は、逃亡中に飛行機事故で死亡後も四人組はその運動を進めます。
この権力闘争により、文化人・チベットの僧侶を始め推定死者数は数百万人から二千万人以上ともいわれています。
最後は狂信的になった近衛兵を毛沢東も抑えきれず、その死の直後、四人組は拘束され、昭和52(1977)年の終結宣言となります。
昨年より、失政による習近平の権力終焉も囁かれていますが、真相は分かりません。
120年前の乙巳明治38(1905)年は、日露戦争が終わり、年末に桂内閣が総辞職、又、東北地方が大凶作でした。
その他の乙巳を見ると、海外との交易に工夫する様子が見られ、大地震・大火・水害・凶作は目立って多くなっています。
海外の経済が家庭に及ぼす物価等に配慮しつつ、火の元等の安全確認や災害への準備や対処も普段から心がけましょう。
来年
来年は、丙(火兄)は大戸之遅神・午(火弟)は大斗之辨神、同じ火同士で良い時は良く悪いときは悪いという比和(吉凶相半)となります。
信仰と学びにより、福の風をしっかり受けて多幸、禍は小難無難となし、感謝・報恩の人生を共に過ごす準備も心得ましょう。
