(古神道・神理教を“
平成31年のお正月を、共に迎えることが出来ました。皆様、お目出度うございます。
今年は5月から元号が変わりますが、
近年を振り返ると、28年は
29年は昨年とは
30年は同じ土で、良い時と悪い時の差が大きいとされる
・先ず対外関係を振り返ります。
支那の尖閣諸島への領海及び接続水域への侵入は、昨年ほどは騒がれないものの、平成28年より飛躍的に増えたまま続いています。
韓国とは、複数回にわたり解決済みとされた慰安婦問題が蒸し返されています。
又、これも解決済みとされた徴用工の賠償が同国の最高裁で支払い命令が出て、日韓関係は最悪といわれています。
北朝鮮はミサイルの発射はしてないものの、
核や拉致事件は、トランプ大統領と金委員長との会談で、進むかに見えて滞っています。
同大統領はロシア連邦やイラクへの経済制裁と共に、中国とも経済戦争を続けています。
そうした中、ロシアとの北方領土問題も、前進しそうでまた止ったかなという感じです。
国連では、昨年末で日本の非常任理事は任期終了となりました。10月には安倍首相が支那を訪問し、韓国とも関係改善を目指し、双方の官民の努力も感じます。
双方に言い分が有る事を認め合い、論破や怨念を人気取りに使うような発想は止めて、現実の相互利益に目を向けたいものです。
北朝鮮やロシア連邦とは、水面下であれ、前向きに進めてもらいたいものです。
又米欧・アジア諸国他とも、一層信頼関係を深められればと期待します。
・次に国内に目を向けます。
気象的には、1月に草津白根山が噴火し1人の死者と11人の負傷者が出、3月には霧島連峰新燃岳でも爆発的な噴火が起きました。
4月は島根県西部地震、6月18日に最大震度6弱の大阪北部地震、9月6日には最大震度7の北海道胆振東部地震が起きました。
大阪では6の死者と4百人を越える負傷者、北海道では41人の死者と7百人を越える負傷者が出ました。
4月11日、大分県中津市耶馬溪町で大規模な土砂崩れがあり、6人が亡くなりました。
6月28〜7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方等、全国的に広い範囲で、平成30年7月豪雨がありました。
台風7号や梅雨前線による集中豪雨で、死者2百人以上を出し、何万人もの人が被災する大惨事になりました。
台風の発生数が多い年となりましたが、梅雨明けも早く暑い夏が長く続きました。
社会事象も様々でしたが、4月鹿児島で5人殺害等、不可解な事件が発生しています。
6月・7月と続けて、オウム真理教事件関与の死刑囚13人全員の刑が執行されました。
政治的には、4月から野党の民進党や希望の党等が合併・分党を繰り返しています。
10月には、第4次安倍内閣が発足、同月、東京の築地市場が豊洲に移転しました。
明るいニュースとして、
28年に最年少プロとなった藤井聡太棋士が、歴代最多29連勝記録、続けて中学生初の五段に昇段しました。
9月には大阪なおみがテニス4大大会で総合優勝を飾るなど、卓球・バトミントン・アイススケート等世界的な活躍が見られました。
外交政策や経済は好調に推移しているように見えますが、今年はどうなるのでしょう。
今年の
60年前の
伊勢湾台風が猛威を振るいました。
帰国朝鮮人第一陣が出港し、その多くの人々が悲劇に見舞われることになります。
その他の
一揆や税金軽減の集会が頻発しています。
近畿・東海を中心に、風水害や地震も起きています。
今年は、5月から元号が改まり新しい息吹も感じますが、10月からは消費税が10%に上がり、経済の冷え込みが心配されます。
政治家と官僚の皆様には、働く人に冨を還元し、弱者にも優しい社会作りに励んで頂きたいものです。
私達も世の為人の為に尽し、それが還元され、豊かな生活と心で過ごしたいものです。
来年以降
来年は
一層の飛躍の年となりそうですから、風を孕む凧のようになれるべく、準備を整えましょう。
即ち、1.罪を犯さず→2.
七罪(怠・詐{嘘}・貪・憤・慢・憂・怨)を意識し、八徳(健康・誠実・陰徳・施捨・労役・愛他・克己・自白)の一つでも
この幸福への道程を踏み守れば、来年を待たずとも、きっと今年から開運を楽しむ事が出来るでしょう。