運勢(H.21〜)(御教誡は二月から再開します)
(古神道・神理教を“本教”と記します)
平成29年のお正月を、共に迎えることが出来ました。皆様、お目出度うございます。
今年は丁酉、丁は大戸之弁神で火の弟・酉は綾惶根神で金の弟、三年連続の相克です。
運勢(=気象)の流れ
近年を振り返ると、平成26年は相性で、火に木を焼べる様に物事に命を吹き込む勢いと、努力が稔る年でした。
27年は木と土の相克ながら、家屋を建るような、創造の年でした。
28年は火の熱が金を溶かし崩すような相克ですが、良く見れば火で金(金属製品)を作るような年でした。
1月に日銀がマイナス金利政策の導入を決定しました。
2月に北朝鮮が沖縄上空を通過する長距離ミサイルを発射しました。
4月14日熊本地震が発生しました。6月は18歳選挙権が施行され、有権者が約240万人増えました。
7月の参議院選挙では、自民党が56議席を獲得し計114/242議席となりました。
10月は大隅良典氏がノーベル生理・物理学賞を頂きました。
11月は共和党のトランプ氏が大統領選に勝利しました。
今29年は昨年とは兄が弟になるだけの違いで、捉え方は前年と同じです。
来30年は庚戌、庚は面足神で金の兄・戌は須比遅邇神で土の弟、久し振りの相生です。
今年の吉凶
今年はどのような年になるのでしょうか。
60年前の丁酉である昭和32年は、石橋湛山に代り、岸信介内閣が成立しました。日本初の原子炉が臨界に達しました。
その他の丁酉を辿ると、海外との交流が盛んとなる年が多いようです。
近年は少ないものの、過去にはこの年に、大きな地震も関東や九州では、起きていますので、今年も防災に気を引き締めましょう。
火が金を溶かすような失敗に終わらせず、丁寧に形になるよう心掛けましょう。
相克であろうが相性であろうが比和(同じ星)であろうが、運勢は信仰と努力次第です。
今年も信仰と仕事と奉仕に励み、健康で豊かな年となりますようお祈り申し上げます。
来30年は吉とされる金と土の相性ですから、今年を準備・助走の年としたいものです。