(古神道・神理教を“
第一条神の心にそむくことなかれ11
2)神様の存在を知ること10
3)神の守りに入る前に、左の見出しに添いもう少しご一緒に考えたいと思います。
・天国・地獄とは何か?(筆者付加)2
本教では『
古事記所載の
又『
大元の神の御元に帰り昇る、と解釈します。
本教に
即ち、神から生れ現世で生き、死ねば祖先となり、本来は子孫を守る喜びを得るのです。
私達は決して一人ではなく、社会や家族や祖先と一緒に生きていると考えます。
こうした考え方が、村落・民族の叡智、即ち自然に安心の境地に
本教はこうした教え(天造の叡智=神慮)の歴史を活かす大系を持った生活宗教です。
2)神様の存在を知ること おわり
3)神の守り
・小田師(略解の著者)の例え話
名を成し功を立て学識もある人が、自分の子どもの
しかし、その子はその妻と伴に生計を立て、5人の子どもを立派に育てました。
これは、人を愛すという御神徳のお陰で、そうした良い結果が出たのです。
昔の人の歌に、
生れ来ぬ 先も生れて 住める世も
(生れる前も、生きている今も、又死んだ後も、全て神の守りの中での事である。)
又、御教祖は、
神ならで 誰かは守る 生れこぬ
先も此の世も また後の世も
(神は、過去と現在と未来を通して守って下さる。)と
・まとめ(筆者付加)
神の心を素直に戴き懸命に目的を果たそうとすれば、神は必ず必要な物を授けて下さり、私達は楽しく世を過ごすことが出来ます。
学識や職業や貧富を問わず、全ての人を 公平にお守り下さるのが神で、神の心・守りから
神の心・守りは天地に満ちています。
・大切な物(筆者付加)
北条
しかし、ここでは学歴や能力や出生より、努力と信仰の大切さを伝えようとしています。
努力・熱意と信仰は、自身の能力や此の世だけを尺度としない、周囲や祖先の力を併せるという、より広い見識・人間性を作るのです。
4)人の心の浅さ
・不成功の理由
人は、成功すると、つい自分の力と思い込みがちですが、本当にそうでしょうか?
人の大元の祖先であるからこその、神の
自分の力と思い
逆に、何をするにも目には見えない神の心
注:占い=
神の心に添い誠心を奮い起こして、社会の荒波を泳ぎ抜く決心さえすれば、思い願う事は必ず
しかし残念ながら、現代人から感謝や神の守りの念が、忘れ去られようとしています。
科学や理性主義が進んだ近年、神を信じるのは迷信で、まるで自分の価値でも下げるかのような考え方が形成されているようです。
その結果、神や祖先の力を拒絶する事となり、周囲の同調・協力も得られず、成功・成就出来ないのです。
・自然な信仰(筆者付加)
心の弱い人が迷信に
信仰は、神=自然を先祖の大元としての善意と信じる心から自分の行動を意義付ける、という“強く前向きな心の働き”です。
信仰は信念と同質で、成功者はその両方のバランスが取れる人です。
今の自分が在るのは“神と祖先の徳を戴いての事”と、前向きな感謝の心を持ちたいものです。
自分だけの力で事を成している等と思い 誤ると、順調の時には良くとも、もし不運に見舞われた時に自分を見失ってしまいます。
神祖と伴に、という幅広い考え方が出来てないと“誰も助けてくれない”等、社会や 他人への不信や不満に
反対に出来ていると“きっと救いがある”等、安心や感謝の気持ちが湧き上がるのです。
神祖への自然な祈り・信仰は、柔軟性・粘り強さ・ゆとり・他者への優しさ、