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2011−8
(古神道・神理教を“ 夫婦・家族の良い習慣 夫婦 筆者は一昨年に銀婚式を越えました。皆様の家庭生活はいつも円満でしょうか。見合いにせよ恋愛にせよ、他人同士が生活を共にするのですから、年を重ねる内に互いの良い部分・悪い部分に 筆者の同級生で神社の神主をしている友人には、学生時代から30年以上連れ添った細君がいます。 他人の家庭の中は分かりにくいものの、家族ぐるみで長年付き合っているので、その仲の良さは大方は分かるものです。その友人がある時筆者に話すのに、 「俺にはあいつ(妻)の気持ちが分からん(九州弁で分からないの意)。」と言うのです。「なんで( 「あなたの血圧が高いから、喧嘩した後風呂場で倒れでもしたらご近所にみっともない、と思ったんやないの(思ったからではないの)?」と言うと、「そうやない(そうではない)、昔からだ」と言うのでした。 『喧嘩した相手の男性に対して毛虫のように嫌う女性が、その直後に一緒に裸になる気持ちが30年以上 男と女の間には… 筆者は『そんな犬も食わないという夫婦喧嘩の気持ちの 分かっているのは一部であり、『口も聞かなくなったが全てお互いのことは分かっている』等というのは多くは勘違いなのかも知れません。 そう考えた時に次の歌を思い出しました。 黒の舟歌≠フ歌詞1番に『男と女の間には、深くて暗い河がある。誰も渡れぬ河なれど、エンヤコラ今夜も舟を出す…』があります。 昭和49年から歌われたといいますから、筆者と同年代以上の皆様にはよくご存じだと思います。 学生時代には理解出来なかった歌詞の意味が、この年になってじんわりと 夫婦・家族の良い習慣 我が家は、風呂は別ですが大教殿の朝の神拝式を 思えばこの時、昨日幾ら酷い喧嘩をしていても、いつの間にか後ろに座って一緒に祈りを捧げます。 ああ!、私達も友人の夫婦と形は違え、同じ目的・同じ心の動きをしているなと思ったものです。 筆者は最近の結婚式の挨拶で、『新婚時代に例えお互いの全てが好きで全てわかり合えていると思っていても、実はそうではありません。』等と話しますが、決して幸せを否定しているのではありません。 本当の幸せはその違いを認め、歌詞で言う『誰も渡れぬ河』を渡ろう・ 夫婦だけでなく家族の成長に伴っての |
季節のことば 原爆・平和記念日 8月6日広島・9日長崎 広島、続いて長崎に原子爆弾が落とされたのは、昭和20年の事ですから今から66年前となります。毎年の式典は夏の風物詩のように見えつつありますが、尚多くの方々が世代を越えて後遺症と心の傷に苦しんでいます。毎年必ず式典が行われ、これからも続けなければならないものです。 原爆投下は人種差別観を伴う大規模な人体実験であり、幾ら正当化しようとしても許されるものではありません。 長崎の時の第一目標は曇りで投下を見送られた小倉であり、もしそうなれば多分爆心地から約8qの本院引いては本教がどうなっていたのか、想像もつきません。 平和利用とされる原子力発電も、触れてはいけない神の領域に手を突っ込んでいるのだ、という意見も聞きます。 風化させてはいけない原爆投下の情景を語り継ぎつつ、原子力発電にも注意を向け冷静に判断したいものです。 暑中とは、夏の土用の18日間、即ち小暑から13日目の7月20日から立秋前日の8月7日(今年)までのことです。 この期間に出すのが暑中見舞いで、立秋以後は残暑見舞いとなります。 暑中と残暑の区別は暦を見ないとはっきりと出来ないものの、"暑中≠ヘただ夏の暑い期間という意味もあります。 配達期間を考えて到着日に併せて出すのが良いのでしょうが、あまり日にこだわることもないようです。 年賀状と同じく年に2回、普段会えない方とも旧交と無事を確かめる喜びとなればと思います。 皆様には、今年も蒸し暑くなるであろう夏を元気に越せればとお祈り申し上げます。 今月10日の大元稲荷社の夏越の祭には、そうした祈りを共に捧げて頂ければと再会を楽しみにお誘い申し上げます。 |