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2008−9
H.20.
9月号 本教の教えから導かれる生き方 (神理教を“ 人は小さな(初めから)神 先月号で人はいつから神であるのか、についてのお話をしました。 生まれ来ぬ先、つまり受精して命の火が 決して死んでから神になるのではないのです。 自分は神などではないと 人はその心の内容も体の形も神と同じであることを目指して 人は母の ではこの教えから私たちはどう生きればよいのかについて、ご一緒に考えたいと思います。 進化には神の意志がある 先々(7)月も述べたように本教の教えは、人生を前向きに考えるものです。 先(8)月は進化論と確率の話もさせて頂きましたが、もし人や生き物が進化するものとしても、その進化には神の意志が 科学の力で解明されつつある進化論と一線を しかしここに仮説(万歩下がって)を置くと、全ての事が前向きな本教の教え(=人の生き方)に結びつきます。 昔の人が仮説を置くことなく信じてきた事を考えると、神道の考え方は人間が積み重ねた歴史の 私たちは生きる環境と心と体を神が与えて下さったことに気付けば、地球環境も心も体も決して 霊魂は神からの借り物 【 疵のない借物は、また神に返す時に疵を付ける訳にはいかない。世間並みの考えを以てしても 元々 けれども無理は言わない方が良い。無理を言わなくても神に任せれば、丁度冬に枯れた木にも春になれば花が咲くようなものである。 無理をすれば木は “身のつとめの 霊魂が神からの借り物だと言って、恩を着せているのではありません。 霊魂も体も自分のものと思い違え、粗末にしてはいけないことを教えているのです。 利息を付けて返すべきとありますが、それはお金や物を捧げるということではありません。 しっかりと信仰をして徳を積むことが、利息を払う事であると言っているのです。 また 神に真剣に祈って罪穢れを祓うことが、疵を直す事だと伝えたいことに気付かねばなりません。 無理を言わない方が良いというのは、私たちは自分ではそうしていると思ってなくともいわゆる“肩に力が入る”ことがあるものです。 そこに本教の 神と波長を合わせるように長呼吸法を行いながら、いつも感謝と共に神を人生の 『 昨今親殺しや子殺しの事件が 秋葉原や八王子での無差別殺人も、極端な事件とも言えなくなった観もあります。そうした事件を行う予備軍がたくさんいて、条件が合い機会があればいつ起こって不思議がないような気さえします。 犯人は先ほどの前向きな教えなど最初から頭にも浮かばないのでしょうが、それにしてもこのような事件が何故次々に起こるのでしょうか。 親が子を大切に思い子は親を頼りにする、という感覚は今も昔も変わるはずがありません。 本心から親殺しや子殺し、また無差別殺人をしようとする気持ちなどあるわけがありません。 それなのに何故そうした事件が起こるのか。 それは社会全体に神や祖先を敬う気持ちが薄れ、目に見えない物は信じないという風潮が進み、心の目が 心の目が曇りそして 清い心・明るい心・信じる心( しかし世の中は悲観するばかりではありません。 テレビや新聞には暗く悪い事件より小さく扱われていても、明るく善い話も探せばあるものです。 心が清明であれば、子は親の有り難さに気付き親は子どもを 目に見えない神や祖先の存在を感じることが出来れば、心の目は澄んできます。 心の目が澄みそして清く、親子や他人を信じる(迷いと反対)心が尊い神を呼ぶことになるのです。 こうした人が増えてくると、意識しなくとも私たちの 生まれついての自由・正義感・秩序感 自由と言って、何もかも好き放題にするのが自由ではありません。 本当の自由とは、私たちを生んで下さった父母・神祖と心を一つにすることです。 人はその霊魂の質が神と同じ神の子であることは、何を 例えば幼児を観察したり、自分が幼児であった頃の気持ちを振り返ったりすればわかることです。 周囲の大人や子どもに これらの感覚を自然に思考し行動に表したものが、本当の自由と言えます。 神のご意志でもある人の生き方・喜びと目的 人の大元の先祖である神の心(ご意志)とは何か。 それは、此の世を誰もが幸せを感じる そこで身近な行動は人の役に立つことで、これは例えば経済学で最高の喜びとされる自己実現よりはるかにい次元にあり その役割は第一に祖先を その役割と喜びにさえ気付かず理不尽な犯罪に手を染める人が、 反対に家族や世に役立つ喜びを至上の喜びと知り味わう人が、清い心…を持つ人なのです。 世界中の多くの人がここに気付けば、御教祖も祈願された万国の平和となるのです。 神の目的を私たちの目的(神前奉仕・社会奉仕)として働き、私たちの命を輝かせましょう。 その力を発揮出来るように、普段から心身を清め 決して難しいことではなく、行うか行わないかを誰に強制されるものでもありません。 それは私たちの心の内にあるのです。 |